LASIK レーシック

FEATURE 10分の手術で
近視・遠視・乱視を
矯正する治療法

レーシックは、角膜の一部にエキシマレーザーを照射して近視・遠視・乱視を治す、世界で最も多く行われている
屈折矯正手術で、メガネ、コンタクトレンズ同様にポピュラーな矯正方法となっています。
手術にかかる時間は約10分。痛みを感じることなく、すぐに視力が回復します。

レーシックのイメージ画像

レーシックとは

「レーシック」は角膜の一部をレーザーで切除し近視、乱視を治す、世界で最も多く行われている屈折矯正手術です。

点眼麻酔をした後に、マイクロケラトームを用いてフラップを作ります。フラップを一時的にめくり、近視、乱視の度数(治したい近視、乱視の度数)に合わせてコンピューターに入力しておいたデータに基づき、レーザーを数十秒ほど照射します。レーザー照射後に再びフラップを戻して手術は終了です。手術後の痛みがほとんど無く、手術の翌日から比較的よく見えます。

01.麻酔薬をする。02.角膜フラップをつくり、めくる。03.レーザーを照射する。04.フラップをもどす。

レーシックによる裸眼視力の回復度

レーシックによって、いったいどのくらい視力が回復するのか。一番気になるのはやはりここでしょう。データによると、裸眼視力0.1以下の近視患者の90%以上が1.0以上までに回復。0.7以上までに回復した割合は97%を超えています。

また、この回復率の高さにはもうひとつ秘密があります。レーシック手術を受ける前には徹底した適応検査が行われ、その事前検査で効果と安全性をチェックした上で、手術適応と認められた人にのみ手術が行われているからです。

回復した視力は、通常は半永久的に持続すると考えられています。

裸眼視力の経過イメージの画像

当院の設備機器

菊川眼科は2000年11月よりレーザー屈折矯正手術を開始しております。
手術法もレーシック・PRK・エピレーシックとさまざまな方法を取り入れております。
レーシック手術時のエキシマレーザーは米国AMO社 VISX StarS4を使用し、フラップ作製はモリア社製マイクロケラトームM2を使用しております。

エキシマレーザーは、生体組織に熱変性(やけど)をおこすことなく、正確な切開や切除ができるという特長をもった特殊な高エネルギーのレーザーです。
レーシックではこのレーザーを使って角膜の実質部分を削ることにより、角膜前面のカーブを変化させます。
コンピューターで制御されたエキシマレーザーを照射することにより、角膜の形を正確に整えることができます。

当院の設備機器の画像

適応基準・禁忌

適応条件(目安)

  1. 近視度数 -12.0D以下
  2. 遠視度数 +6.0D以下
  3. 乱視度数 -5.0D以下
  4. 年齢18歳以上 (20歳未満の方は保護者の同意が必要です)
  5. 矯正視力1.0以上
  6. 医師の説明を理解していること

禁忌

  1. 眼の病気 (白内障 網膜疾患など) がある
  2. 全身の病気(重篤な糖尿病・膠原病など) がある
  3. 妊娠中
  4. 年齢17歳以下
  5. 医師の説明が理解できない人
  6. 屈折矯正手術が許されない特殊職業

お薬を長期間服用している方は手術が受けられない、もしくは眼に影響を及ぼす場合もありますので、事前に医師にご相談ください。

その他の手術

A-PRK(エーピーアールケー)

アルコールを使用して角膜上皮を除去後、近視や乱視・遠視をレーザーにより矯正する手術方式。手術後、上皮細胞が再生するまでの数日はコンタクトレンズを装用します。上皮細胞の再生とともに視力が回復してきます。ボクシングなどの格闘技をされている方や角膜が薄い方、強度近視の方に適応です。

FLOW 手術までの流れ

手術は約10分、術後30分で帰宅可能

レーシック手術が多くの支持を受けている要因のひとつに、その時間的気軽さがあります。
手術時間は約10分、来院から2時間後には帰宅が可能で、当然のことながら、入院の必要もありません。
あとはゆったりと休息をとるだけです。この時点で部屋の景色がハッキリクッキリ、まるで別世界を実感する人もいます。 この日は入浴、洗顔は避けて就寝します。

  • 1

    手術適応検査

    手術が可能か検査します。
    下記ボタンより問診票をダウンロードしてお持ちいただく事で、スムーズに診察が行えます。手術適応検査をご希望の方はあらかじめご予約いただきますようお願いいたします。

    所要時間

    30分〜1時間

  • 2

    術前検査

    精密検査とコンサルテーションを行います。

    所要時間

    約2時間

  • 3

    手術当日

    1. 手術1時間前に来院
    2. 普段着のまま、ヘアーキャップを被り手術待合室で待機
    3. 麻酔薬を点眼し、手術室へ
    4. 手術中(約10分)
    5. リラクゼーションルームで30分休憩
    6. 帰宅
    7. ゆっくり休息

    【遠方よりご来院の方】手術当日の宿泊については以下よりご相談ください

  • 4

    翌日検査

    来院し、視力検査を行います。いつもの生活をお送りいただけます。

  • 5

    手術後定期検査

    術後1週間、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月定期検査を行います。
    翌朝目覚めとともに、大多数の人が〈別世界〉を体感します。
    そして来院後視力検査をして、朝から感じていた〈別世界〉を今度は具体的な数値で確認できます。
    診察後、目に問題がなければ、手術翌日から普段通りの生活ができます。
    ※視力の回復には個人差があります。

COST 費用

検査費用

適応検査

約2,500円(健康保険適応)

術前検査・コンサルテーション

無料

手術後の定期検査

約1,000円~2,500円

手術費用

両眼

297,000円(税込)

片眼

148,500円(税込)

PRKの手術費用についても、レーシックと同額です。

手術費用の詳細についてはお問合せください。

手術料金には、手術当日の検査、薬(点眼薬)、保護用メガネ代、翌日の検査費用が含まれています。

近視や乱視の程度などで料金が変わることはありません。

手術費用は予告なく変更する場合があります。

手術費用

再手術が必要となった場合、初回手術から5年間手術費用無料です。ただし、初回手術と同じ手術の場合に限ります。
5年以降は片眼82,500円(税込)となります。

お支払い方法

レーシック手術費用は以下お支払い方法がご利用いただけます。
レーシック、PRK手術費用のお支払いのみで、その他の検査費用等にはクレジットカードは使用できません。

現金

手術当日にお支払いいただきます

振込み

指定金融機関口座へお振込みいただきます

クレジットカード

分割払い可(各クレジットカード会社の規定による)

手術給付金・医療費控除について

生命保険の給付金、医療費控除が適応される場合がありますので、加入されている保険会社、税務署にお問い合わせください。

FAQ よくあるご質問

視力はどれくらい回復しますか?

術前の眼の状況にもよりますが、約90%の方が1.0以上の裸眼視力を得ています。

回復した視力はどれくらい持続しますか?

通常は半永久的と考えられています。ただし、中には近視が少し戻ってしまうケースもあり、手術を受けられた約5%の方が再手術を受けておられます。初回手術から5年間は、無料で再手術をお受けいただけます。

痛みはありますか?

ほとんどありません。 ただし、手術当日麻酔薬がきれるとしみる感じや異物感を感じる方がいらっしゃいますが、心配されるような痛みはありません。

失明することはありませんか?

失明はまず考えられません。 エキシマレーザーによる手術は、近視矯正手術の中でも最も安全で有効な方法の一つと考えられています。

フラップがずれることはありませんか?

一般的な生活の中でずれることはありません。 手術後早期に眼をぶつけたり、強くこすったりすると、フラップがずれたり、しわができる可能性がありますが、数日以内に整復すればほとんどの場合治ります。

手術中に瞬きをしたり、眼が動いてしまっても大丈夫ですか?

手術中は開瞼器という眼を大きく広げる器具を装着しますので、瞬きをすることはできません。 また、レーザーには眼の動きを追従するシステム(アイトラッキングシステム)が装備されているので、多少眼が動いてしまっても誤照射の心配はありません。

今コンタクトレンズをしていますが、すぐに手術は受けられますか?

コンタクトレンズの装用により、角膜の形が変わっている可能性があります。 コンタクトレンズの影響を取り除いた上で正確な手術を行うため、ハードコンタクトレンズ(HCL)は最低でも手術の3週間以上、ソフトコンタクトレンズ(SCL)は最終視力検査までに最低3日間以上は装用を中止していただく必要があります。装用中止中はメガネで生活していただいて結構です。HCLの場合は角膜の状態により再検査の可能性があります。 HCLからSCLへ変更して手術に臨まれる方もいらっしゃいます。詳しくは医師にご相談ください。

ドライアイでもレーシックを受けられますか?

ドライアイの方は、コンタクトレンズの装用が非常につらいものです。 LASIKはそうした方の不便さを解消するための手段 として有用です。ドライアイの方でも手術は安全にお受けいただけます。ただし、極度なドライアイの方は、手術前にドライアイの治療が必要になることがあります。

花粉症でも手術は受けられますか?

花粉症のシーズンになると眼がかゆくなり、涙が止まらないといった強い症状がでる方がいらっしゃいます。 角膜の表面が不安定な状態で手術を行うと、矯正精度が低下したり、また手術後に強く眼をこすったりするとフラップの接着に影響する場合がありますので、手術前から目薬を点眼して症状を抑えたり、花粉症の症状が強い場合は手術時期をずらすことをおすすめします。

60代ですが、レーシックは受けられますか?

検査をして適応であればご高齢でも受けられます。

レーシックで老眼は治りますか?

残念ながら治りません。手術後お手元を見る時に老眼鏡が必要になります。

将来、白内障、緑内障、網膜はく離などの手術を受けられますか?

すべて受けられます。 ただし、白内障手術は挿入する眼内レンズの度数を計算するときに、手術前の角膜形状のデータが参考になります。お問い合わせいただければ、いつでもデータを提供させていただきます。

お風呂はいつから入れますか?

手術当日は肩から下のシャワーは可能ですが、目に水が入らないようにご注意ください。 顔は濡れタオルで拭く程度にしてください。翌日から洗髪、洗顔ともに可能です。

手術後いつ頃からお化粧はできますか?

手術後1週間はアイメイクを控えてください。 他の部分のお化粧は翌日から可能です。また、手術前には2日前よりアイメイクを控えていただき、手術当日はお化粧、香水、整髪料、香りの強いクリームなどのご使用をお控えください(エキシマレーザーの効果に影響します)。

手術後に眼帯をする必要はありますか?

手術後1週間は、ごみや予期せぬ衝撃から眼を守るために外出時には保護用のメガネをご使用ください。 また、就寝時には保護用の眼帯を使用してください。

スポーツはいつ頃から可能ですか?

ジョギングなどの軽いスポーツは手術後1週間から可能です。 格闘技や球技、水泳など水の関わるスポーツは、最低1ヶ月程度お控えください。

車の運転はいつから可能ですか?

視力が改善すれば可能ですが、手術後1週間くらいは特に対向車のライトがまぶしく感じられますので、 夜間の運転は控えてください。また、運転免許証の条件欄に“眼鏡等”とある場合は、限定解除の申請が必要です。

手術後コンピュータ作業などでまた近視が進むことはありますか?

長時間近くを見つづけると近視が進む可能性があります。 1時間に5~10分程度の適度な休憩、ストレッチなどの軽めの体操などをして体の緊張をほぐすように心がけてください。また照明を明るくしたり、モニター画面の反射をさえぎるフィルターの設置等、作業環境の整備が効果的です。

手術後紫外線の影響はありますか?

紫外線の強いエネルギーの影響は、手術を受ける受けないにかかわらず、どなたでもありえます。 眼の保護のため紫外線の強い夏や日差しの強いスキー場などでは、紫外線カットのサングラスを装着するなどして眼を保護したほうが良いでしょう。

手術には入院が必要ですか?

必要ありません。手術当日に来院し、手術終了後30分程度で帰ることが可能です。